ニュース

ニュース

News

Column

2023.07.30

皮脂分泌の多い夏の肌に必要なこととは?

肌管理をする上で保湿と同じくらい非常に大切なことがあります。それは、“洗顔”です。「クレンジングをしているのだから洗顔する必要はない」と認識されている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、クレンジングと洗顔は落とす汚れの種類が違うため役割が異なります。

以外と見落としがちですが、肌状態が良くない時ほど洗顔などの“落とす”アイテムを見直すことで肌が改善することがよくあります。本日は、洗顔の必要性とおすすめアイテムについてお話しいたします。

目次

1.洗顔の必要性

2.Wの酵素と泥配合パウダー

3.まとめ

1.洗顔の必要性

多くのメイクアイテムに、油性の成分が含まれています。これらの油性成分を落とすためには、合成界面活性剤が配合されたクレンジング剤を使って洗浄する必要があります。

一方で洗顔料は、汗や皮脂汚れ、角質、顔に付着したホコリやちりなどを除去するために作られています。

洗顔をおろそかにしてしまうと、肌表面や毛穴に汚れがたまり、やがて肌が本来持つ機能が低下し、肌トラブルを招きます。顔の肌は常に外部にさらされています。汗、皮脂、古い角質、空気中のホコリやちり、排気ガスなどの肌表面に付着した汚れをしっかりと除去せずに放置しておくと、雑菌が繁殖し、ニキビや肌荒れなどを引き起こす原因となります。

2.Wの酵素と泥配合パウダー

酵素と泥の力によって肌の汚れを浮かせ、落とす効果が期待できる洗顔パウダーです。界面活性剤を使用していないので、一般的な洗顔料と比べると、洗浄力は強いのに、お肌に対してはマイルドで優しいという特徴があります。

いつもの洗顔では落ちにくい汚れも落としやすくなり、特に古い角質除去と毛穴やくすみを改善して透明感アップ、また以下の効果があります。

・角栓がつまって毛穴の開きが気になる

・小鼻の黒ずみが気になる

・古い角質でくすみやザラつきが気になる

・化粧水や美容液のなじみが悪い、浸透しない

・ニキビや吹き出物など過剰な皮脂で起こる肌トラブルに悩んでいる

このような肌悩みに対し、酵素の力で角栓と古い角質を分解し、毛穴詰まり、くすみ、ザラつきの原因をしっかり取り除きます。継続することで、毛穴の目立たない透明肌へと導きます。

酵素洗顔料は、粉状の「パウダータイプ」とペースト状の「フォームタイプ」がありますが、主流なのはパウダータイプです。その理由は、酵素は水に濡れた瞬間に活性化がはじまり、分解効果が徐々に落ちてしまうため、持続力が弱いと言われているためです。

パウダータイプなら水に溶けやすいので、使うときは水と反応して活性化させてすぐに使うことができます。酵素洗顔で汚れを取り去る効果を求めるならば、パウダータイプが最適です。パウダーを水に馴染ませていくことで液状の洗顔料と同じようにモコモコの泡を作ることができます。水分量を自在に調節できるからこそ作れる、濃密な泡が特徴です。

2種類のタンパク質分解酵素

2種類のタンパク質分解酵素についてご紹介いたします。

パパイン酵素:未成熟の青いパパイヤから抽出される食物酵素

【特徴】

・身体の垢(古い角質)や毛穴にたまった老廃物(脂肪)を分解する

・ターンオーバーサイクルを整え、柔らかい肌へと導く

・高い効果から医薬品として指定されている

ブロメライン:主にパイナップルから抽出できる酵素

【特徴】

・酵素の中でもタンパク質の分解力が非常に強い

・肌のくすみやごわつきが特に気になる方に向いている

2種類の泥

今ではケミカルピーリングやが当たり前になっていますが、クレイを使った角質の除去は古くから愛用されており、あのクレオパトラもクレイ美容をしていたとのことです。クレイの中でもマイルドで安心なカオリンとヘクトライトは、赤ちゃんのオムツかぶれを防ぐパウダーなどにも含まれており、安心感のある成分です。乾燥肌の人や季節によって洗顔後に肌がつっぱるという人にもご使用いただけます。

【使用不法】

1.クレンジングでメイクを落とした後、顔と手を濡らしてから、適量を手に出して泡立てる。
※洗顔ネットなどの使用をオススメします。

2.ティ―スプーン1杯分のパウダーを手に取り、濡れた手で優しく軽く泡立てます。

3.十分に泡立ったら顔の中心からクルクルと円を描くようにゆっくりと洗顔します。
肌をこすらないように摩擦には注意をしてください。
その後やさしく洗い流してください。

3.まとめ

本日は、洗顔の重要性とおすすめアイテムのご紹介をさせていただきました。

皮脂分泌になりがちな夏。また、日焼け止めなどの肌に塗り込むアイテムが多くなる夏の肌には洗顔がとても大切です。健康で美しい肌づくりのために、洗顔の重要性を認識し、毎日の洗顔習慣を見直しましょう。